愛を込めて喰らい付くこと

昨日11時に、札幌市内の写真事務所を訪問した。気付けば2時間半、久しぶりに写真話をたくさんさせていただき、多くの知識や有益な情報をいただいた。他ならぬ北海道で写真を撮ることに、常に付きまとう背景について、もっと考えねばならないと思う。そして考えると、今後のことが、さらに楽しみになる。
2時間半もお話しして、「まだ何も話していない気がするよ」という先達の言葉に恐れ入りつつ、近日中にまたお会いする約束をいただいて退出。充実の時間。

昼過ぎ、Sさんに会場の使用許可を得てから、Hさんに電話して5月のライブスケジュールの打合せ。マネージャーさんとも電話。5月が楽しみだ。
どんな場が出来上がるだろうか?どんな場を作り上げることができるだろう??

夕方、作品を出展しているグループ展の会場に顔を出して、主催者のYさんと長話。これまでの作品を見せていただいて、またひとつ、朧げに見えたものがある。Yさんのための場、あるいはYさんとのコラボレーションの場を具現化するために、きっと近い将来動くことになるに違いない。
例えばTがいう「大地(の恵み)への感謝」と、作家・写真家の内なる衝動が、共鳴するポイントでなにかを起案できないだろうか?
クオリティの問題以前に、今はまずこの方向性・指向性が重要なのだと思う。

夜までに2度も作品を論じる時間があり、充実していた。
しかし、それだけで一日は終わらなかった。
深海から浮上して力強く水面を割るように、しかも、ごく自然に、なにかに導かれるように僥倖と至福の時が訪れて…今度ばかりは本当に、時間(とき)の結び目を解きほぐしたと言えそうだ。

トンコリ奏者は挑発していた「喰らい付いて来い!」と。
その言葉には、言葉以上の意味が、間違いなく含まれている。彼の言霊は今でも、僕の中で静かに発火している。
おそらく、時代や、写真や、自己自身の限界にまだまだ喰らい付いて行かねばならないのだ。しかも、怨嗟ではなく、愛を込めて喰らい付くこと…。
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by akiyoshi0511 | 2009-02-19 11:11 | monologue

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