2006年 06月 29日
memo_5
ジョン・シャーカフスキー
卓抜の言葉。
そして、『空虚なこと』を盲目的に否定するための創作行為ほど虚しい営為はない。自分のこれまでの実作業がそれにあたるとは思わないけれど、同じイデオローグの周縁を逡巡する性格にはその傾向が含まれているのかもしれない。
しかしながら、『己の解体/再構築』の含意をぼくは少なからず理解している筈である。破綻したとはいえ、実践してきたのだから。
ああ、とにかく真っ直ぐに見て、完全な画面が生まれる瞬間に立ち会いたい。穴から吹き抜ける風、そういう閉ざされていない完全さ。
by akiyoshi0511
| 2006-06-29 01:48